<“Party!!!”渡邊一丘 38th Birthday>
9/07(Sat)
渡邊一丘(a flood of circle)/Guest:キョウスケ(ex.爆弾ジョニー)
この日は、a flood of circleドラム、渡邊一丘、ナベちゃんのバースデー企画。a flood of circleがDaisyBarに初出演したのが2006年。ということでナベちゃんと出会ってからも早十数年。とは言え、ここ数年a flood of circleのDaisyBar出演の機会がなく、2020年のDaisyBar15周年で久々にa flood of circleの出演が決まって喜んでいたけれど、コロナ禍で、結局、イベント自体流れてしまったり、と言う事で実際にナベちゃんが、DaisyBarのステージに立つのはもう十年以上振りくらいになるのでは。個人的には、その間もフラッドのライブを見に行ったり、ナベちゃんとは別のバンドのライブやフェス会場で遭遇したりする事もあったり、佐々木亮介もソロで何度も出演してくれているし、DaisyBarの壁に貼られた彼等のポスターを毎日見ているしで、そんなに時間が経っているとは思わなかった。その間、バンドもメンバーも様々な経験を経てきていた訳だけれど、この日の共演は、そうしたDaisyBarに出演していない間のある期間バンドをサポートしていた、キョウスケ(ex.爆弾ジョニー)。と言う事で、そうした出演者の情報は聞かされていたけれど、何をやるのか、内容はギリギリまで、蓋を開けてみるまで分からない、ナベちゃんのみぞ知る状態。誕生日だし、ナベちゃんだし、Partyってことで楽しいに違いないという事は想像できる。という私と同じ思いのオーディエンスの方も多かったと思う。そして、チケットは見事SOLD OUT。そして実際に当日を迎えると、ドラムセットはフロアに。所謂フロアライブ。数年振りにステージに立つと思っていたのが、フロアかいっ!、というロジカルな突っ込みも自分の中ではありつつ、ナベちゃんだし、誕生日だし、って事でなんか納得。ステージ下のフロア、両サイドに向かい合う様にドラムセットとギターアンプが置かれ、その中央も花道スタイルでお客さんも通る事ができて、ステージ上からも鑑賞可能というスタイル。満員の会場の中、ドラム、ギターアンプの生音がダイレクトに響き渡る。この日はナベちゃんも存分に唄う。中間に、何故かBINGO大会あり。十数個の激レアな景品(?)を渡し終わるまでには、それなりに時間もかかっていたけれど、参加している側はそこまで長く感じる事もなく、キョウスケ氏の的確な突っ込みで、二人の会話もかなり絶妙にハマってグッドバイブスが更に会場を包む。そして演奏に戻れば、迫力のGROOVE。フロアライブならではの会場の一体感とよい意味でのアットホームさが入り混じる、まさに“Party!!!”だった。そしてそこには、終始ナベちゃん愛と、a flood of circle愛と、ロックンロール愛が溢れていた。二人が叩き出すぶっといGROOVEは勿論、MCからBINGO大会含め、イベントを通じてナベちゃんの様々なGROOVEを存分に堪能したハッピーな一夜だった。(加)