LIVE REPORT

<THE SUZAN presents “PARTY HARD vol.7″>

12/16(Sun)

THE SUZAN/アナログ時代/THE PROPAGANDA MUSICIANS

もうすっかりお馴染みとなった、THE SUZANが贈るPARTY HARD。07年DaisyBarだけでも、もう何回も行われている この企画。今回もDJがナイスな選曲でPARTY気分を盛り上 げつつ、PARTYがスタート。そしてライブのトップはUKイ ンディロック直系
THE PROPAGANDA MUSICIANS。この日のセット リストはかなりロックモード。THE SUZANのイベントって事で、 ちょっと堅くなったか、もう少しイケイケにやってしまっても良かった かなとも思いましたが、充分盛り上がっておりました。
そして二番手は アナログ時代。10月に出演した時とは大きく選曲を変えて来て、 初めて聴く曲多数。日本語詞の曲も増えてました。ライブの方も、余裕 さえ感じさせ、自分達の間合いで楽しく会場と共にライブを作って(THE SUZANも楽しんでましたね)PARTY HARDに相応しいライブを展開し てくれました。個人的には、アナログ時代というバンドはヒット曲、キ ラーチューンを作り出せる能力を持ったバンドだと思っているのです
が、ここ最近どうしてもルーツに忠実な良質なポップスバンドという所 に落ち着いてしまいそうな雰囲気がして少し物足りなさを感じていたの ですが、そんな思いを簡単に払拭する様なライブでした。彼等が自然と 身に付けているPOPさと、ROCKマインドをもっと出して 切って作り出される更なるキラーチューンを期待(リスナーは貪 欲なので す)。そしてトリは、THE SUZAN。前回の DaisyBarでのライブから一ヶ月。その間にも諸々急に多忙になりだして いる様子の彼女達ですが、一体いつ曲作るんですか、っていう位にこれ また、新曲連発。それも、これまで無かったタイプのポップに振り切っ た楽曲あり。これまた超カッコよくて、いやいやザ・ピペッツなんてま だまだ(好きですけど)。ホント懐深い。その他にもかなり 曲数多めでかなり長尺の本編終了。アンコールには翌日誕生日を迎える ミッシェルちゃんのバースデーのお祝いをして、二曲演奏し、ライブ終 了。もうDaisyBarで何回観たであろうこの勇姿。正確に数えた訳 では無いけれど、2007年、DaisyBarで一番ライブをしたバ ンドがこのTHE SUZANの筈。CDのリリースパーティーだっ たり、わたくしの誕生日だったり、ヨーロッパツアー後のワンマンだっ たりと(そう考えるとTHE SUZANの一年はホントとんでもな く濃密)、毎回、楽しかったし、勇気づけられっぱなし。2008年 も全世界を相手にTHE SUZANは快進撃を続ける筈。日本のリス ナーも、メディアもきちんと彼女達に追いついて、THE SUZANの 勇姿を今のウチに目撃しておくべき!!!(加)