LIVE REPORT

今年の10月は、DaisyBar Autumn Fesという事で、 DaisyBarはお祭りモード。夜スト、THE MIDNIGHTSも、そんな DaisyBarのお祭り企画には欠かせないバンドな訳ですが、
DaisyBarがオープンした一年目から、毎年10月には、夜ストと THE MIDNIGHTSが対バンしてくれていたので、その流れで今年もって事 で、10月にこの顔合わせはもう三回目。今回は、ザ･モー レツアタック40’sとVIVIAN BOYSという、二組が加わって、 10月のお祭り月間の週末に相応しいメンツとなりました。
まずは、 ザ･モーレツアタック40’s。久々の登場でしたが、ライブ の方もShowとしての完成度も高くなっていて彼等のやりたい事が 形になって来ているのが分かりました。途中ステージ上動き回りすぎ て、ドタバタした所もありましたが、それもまた良し!って感じ で端から気分はすっかりダンスホールでした。
そして二番手はVIVIAN BOYS。シンプルな3ピースバンド。どこか異国的雰囲気を持つ前 二人のキャラクターもかなりイケテいるのですが、やはり紅一点 naonaoがドラムを叩く姿がカッコいい。見ているだけで自然に身体が動 いてしまいます。その勢いに乗って客席もかなりライブハウス的な盛り 上がりを見せておりました。
そして、三番手は、THE MIDNIGHTS。今回は久し振りって事で新曲もあったりしましたが、ライ ブはもういつものTHE MIDNIGHTS。彼等のライブは何年も前から 見ているのですが、ホント良い意味で変わりません。演奏もライブの構 成も巧くやり切るという事をあえて避けているような、不器用に、ただ ただ毎回全力疾走している感じ。でもそれがきっと長い間(と、 言う程年取っていないと思いますが)みんなから愛される理由だ と思う。名曲「夕焼けあの娘」は毎回ジーンと来るし。ホント一つの事 を追及しているバンドなんだと思います。
そして、トリは夜のストレン ジャーズ。こちらもホント毎回キッチリ期待に応えるライブを見せてく れます。この日もたっぷりとお馴染みの曲から、新曲まで聴かせてくれ て、存分に夜ストを堪能させてもらいました。夜ストを聴いていると
日々に追われる自分だとか、続いて行く日常とか、そんな事を考えたり するのですが、結局、週末に夜ストのライブを見ながらビールを飲む為 の日常ならそれも悪くは無いなと思えてしまいます。ビール片手に楽し むお客さん達と一緒に夜ストを見ながら、DaisyBarもそんな一瞬 の為に在りたいと思ったBIG FAT SATURDAY NIGHTでした。
(加)