LIVE REPORT

<DaisyBar 8th Anniversary FINAL!!
SPECIAL 2MAN>

5/01(Wed)

SISTER JET / QUATTRO

 3月、4月と二ヶ月に渡り行われてきたDaisyBarの8周年月間、そのFINALとなるこの日は、もうまさに、DaisyBarのAnniversaryに相応しい、SISTER JETとQUATTROの2マン!!。DaisyBarを語る上で欠かせない2バンドが、このAnniversaryに、それも同じ日に2マンで出演とは、本当に嬉しい限り。彼等との出会いに関しては、何ヶ月前かのスケジュールにも書いたりしたのですが、DaisyBarが出来た8年前の、少なくても僕個人が見ていた範囲の、日本のインディーズシーンの中にはいなかった様な音楽性と、バイタリティーを持ったバンドだったのは間違なく、この2バンドのLIVEをはじめてみたのは、それぞれ違うハコではあったのだけれど、ホント今でもその時の事を覚えていたりします。2006年のDaisyBar1周年のポスターが、DaisyBarの地下の事務所に貼ってあるのですが、SISTER JETもQUATTROも、名前があるので、調度その頃が、DaisyBarに出始めてくれた頃だと思う。それから7年、それぞれの時間が流れ、当時とはメンバーの数も変わっていたりもしますが、そういう事も含めで、本当に久し振りにDaisyBarで観るこの2バンドのLIVEだったので、もうこの対バンが決まった日から楽しみにで仕方無かったです。そして当日。チケットの方はおかげ様で完売。開演まえからフロアはもう満員状態。7年前の彼等が、本当に数えるくらいのお客さんの前でやっていた事を考えると、もうこの時点で、感無量だし、本当にみな最前線で実力をつけてきたんだなと実感。とは、言っても、実際、彼等のLIVEを見たら、そんなノスタルジックな気分も吹き飛んだ。
まず先手で登場したのはQUATTRO。今のメンバー、編成になってからは初のDaisyBar。最初から吹っ飛ばしのLIVEで、フロアをバンド一丸となって、音とパフォーマンスで一気に持っていって、もう、メンバーも思いきり楽しそうだし、フロアもそれを受けて、更に弾けて行く様なLIVE。昔からの曲も何曲かやっていたけれど、新しい楽曲がすっかり浸透していて、彼等の今のバンド状態が凄く良いのだろうと言う事を、強く感じさせた。そして後攻はSISTER JET。SISTER JETも本当にいつ振り?と言うくらいの登場。よく乱入してきたり、何やかんやで、DaisyBarのステージにも年に一回くらい出ていた様な気もしたけれど、バンドという事になると、かなり久々。そして、二人体制となったSISTER JETも初。まずはメンバー二人で登場。前半は、この日発売の新生SISTER JETのepからの楽曲中心に、生々しく且つSISTER JETならではのポップさも兼ね備えたロックンロールで畳みかける。二人編成も、ある意味SISTER JETの素の部分というか、より本質的になった様な形で、その吹っ切れた感じに勇気をもらったし、これがやっぱりSISTER JETだなーと何となく思った。そしてサポートベースも加わり、過去DaisyBarでもやっていた楽曲も何曲か披露して、やっぱりSISTER JET、曲よいなー何て思いつつも、やはりその後披露された最新の楽曲達と、彼等のパフォーマンスで、決してノスタルジックにさせる事なく、彼等の現在を思い切り見せてくれた。mcでは相変わらずのWATARU節炸裂で、毒もありつつでしたが、DaisyBarのAnniversaryをお祝いしてくれて嬉しかったです。そして本編終了後、アンコールで再びSISTER JET登場、Johnny B goodを披露。さらにQUATTRO岳士君を呼び込んで、SISTER JETが好きなQUATTROの楽曲と言う事で、QUATTRO初期の楽曲をSISTER JETの演奏で岳士君が唄うという、かなりレアな、2マンならではのプレゼントもありで、会場も大盛り上がりで終了。あとから気がつけば、HEYもLa La Danceもやってなかったけど、もう十分満足という、そんな一夜でした。QUATTROもSISTER JETも、いろいろ現在進行形で変化し続けながら、本質は変わっていない、と、いうか、本質を変えない、ブレ無いからこそ、変化し続けているのだろう。そして新しい事にチャレンジし続けている彼等を見て、本当に我々も頑張らねばと、あらためて思いました。そんなLIVEでした。そして打ち上げにも、いろんな人達が集まってくれて、こちらも大盛り上がりでした。(加)