2010.5 MAY
2010/5/1(土)<Who's Next>
【DaisyBar】
Large House Satisfaction/Led Naked/The Moonlights/the Lucy/
The Mammals/ The Koalas
DJs:Terry(British Pavillion)/mani(manifilms)/Eisuke(British Pavillion)/
QUadrophonic
【Laguna】
Leo Imamura(The John's Guerrilla)/Da Da D/The Haikus/Small Lights/
WHITE ASH/品川ジャンベボッセ
LED NAKEDのスタッフ川島君が中心になって、「Who's Next」 と、言うThe Whoの名盤と同じタイトルを冠して、そのタイトル通り、「次」を期待されるバンド、もしくは狙うバンドを集めて、DaisyBarとLagunaを結んで行われる、フェス型のイベント。前回、11月、大盛り上がりを見せた第一回目に続いての今回は、第二弾。今回もLED NAKEDを中心に、洋楽的志向の強いバンドが集結。このイベントは、敢えて上下のアクトの時間を被せて進行して、お客さんに観るステージを選んでもらう様なタイムテーブルとなっているので、LagunaにもThe John's Guerrillaのレオ君の弾き語りだったり、かなり興味深い面々が出演していたのだけれど、DaisyBarの方を中心に観ていたので、 なかなかLagunaへは行けずだったので、DaisyBar中心にご報告。
17:00と少し早めの時間にオープン。にも関わらず、お客さんの出足も順調。まず、DaisyBarトップはTHE KOALAS。この日出演していたバンドの殆どが、英詞の楽曲が中心 だったりする中で、日本語詞でガッツリと臆せず王道のPOPSを展開。以前から比べ益々彼等の目指す所が明確になってきていているのを感じさせるライブだった。そして、mani君のDJを挟み、
The Mammals登場。4人になってから、初めて観たけれど、そのGROOVEは健在。更にタイトになった感じもした。只この日は、演奏楽曲も少なく、あっという間に、巻き目で終了。もう少し聴いていたかったので、またの機会にじっくりききたい。そして、再度mani君のベストヒットな選曲のDJに続いては、the Lucy。同世代のLED NAKEDと共に隔月で企画開催するなど、このイベントのタイトル通り「次」を見据えながらの活動を活発化させている様に見える。普段はそんなに熱いキャラに見えない飄々としたキャラではあるけれど、楽曲やライブからは、彼等の骨太な感じが伝わってくる。シーケンサーを導入したりで楽曲の幅も広がってきていて、バンドとしても新しい事に挑んでいると思うので、ステージを降りても、ある意味自分達が「次」を担うぜ!くらいの熱さで、盛り上げて行って欲しい。そして四番手はThe Moonlights。変わらぬマージービートで、会場をダンスホール化。彼等のライブは、彼等もそして、観ているお客さんも、いつも楽しそう。
The Moonlightsが、フロアを更に熱くした所で、5番手は、LED NAKED。彼等が最初にDaisyBarに出演し始めた頃(そんな昔でも無いんだけれど)
お客さんとしても良くDaisyBarに来てくれていて、ホント、フロアで目立つちょっと危なっかしいやんちゃなフーリガン的な雰囲気だったのだけれど、最近の彼等は、そういう少しやんちゃな雰囲気も残しつつも、かなり貫禄が出てきたというか、落ち着きも出てきて、この日もかなり自信溢れるパフォーマンスで、ホント良い意味での安定感も出てきつつ、最後披露した、新曲で爆発しておりました。その新曲、よく聴いたら日本語詞。普通に聴いてると日本語に聞こえない発声法も面白い。新音源の発売も決まり、ここえ来て更に一皮むけた様なライブだった。
そして、恒例となったMr テキーラ69、DJ Terryさんからテキーラのボトルも振る舞われて、フェスモードも更に上がって来た所で、トリのLarge House Satisfaction登場。フロアも良い具合に埋まっていて、そのお客さんの勢いにも負けない彼等のgrooveも、アルコールとフェスな雰囲気で、更に強度を増して、ホントに一気に終わりまでスッ飛ばして行った感じ。当然の様にアンコールもかかり、アンコールでは、The Mammalsチームもステージに乱入で、まさに大団円となって、長時間に渡ったイベントも幕を下ろした。実際シーンとかそういうモノがあるかどうかは、分からないのだけれど、このイベントの様に自分達の力で何かを発信して行くパワーは本当に頼もしいというか、これからが更に楽しみ。皆さんお疲れ様でした! (加)