DaisyBar

LIVE REPORT
2008.4 APRIL

2008.4.18(金)
<mirrorball weekend>
VENI VIDI VICIOUS/The John's Guerrilla/The Backhead Jetty/ LED NAKED

 最近良く言われているけれど、昨年あたりから、00年代以降のイ ンディロックからの影響を感じさせる新しい感覚のバンドが増えて来て いて、それがまた次から次に面白かったりする。DaisyBarはそん な面白いバンドがたくさん出演している訳で、これはもっともっと楽し んで行かなきゃダメでしょ、と言う様な、そんなイベント。
まずは初登 場のLED NAKED。THE WHOのThe Kids Are Alrightの カバーをラストに演奏するなど若く初々しく、今後が楽しみな LIVEだった。
二番手は、The Backhead Jetty。彼等はバンドとし てのキャリアは長いのだけれども、キャリアを一度リセットさせるメン バーチェンジを経て、00年代のインディロックの流れの中にアク セスして行った感覚はさすがだと思う。昨年の早い段階からそうした流 れを取り入れていたけれど、昨年一年間かけて試行錯誤し、ようやく自 分逹の型に落とし込んだという感じ。しかし、もう一度型にハメたらガ ンガン新しい曲も出来てくるし、それが、いちいちニクイ所ついてくるし、自然と身体を揺らしてしまいたくなるバンドの GROOVE感もドンドン磨きがかかってくるし、今のThe Backhead Jettyはかなり面白い。そして、スミスが好きというVoGの建入が 書くDEAD ENDで少し捻くれた歌詞も良い感じ。The Kids Are NOT Alrightと言ってしまうのもロック。
三番手は、The John's Guerrilla。この日は、もうこれでもか!と言う程のアッパーチューン で押し切るSETで、途中で披露されたT-REXのカバーも見事 にハマって最高にグラマラスでカッコ良かった。こういったSET もまた見てみたい。今年その動向から目が離せないバンドの一つ。そし てトリはVENI VIDI VICIOUS。彼等など正にこのシーンの中核に いるバンドだといっても問題無いと思うけれど、それだけでは無いし、 更には本人達がどう思っているのか、さっぱり分からない。VENI VIDI VICIOUSとはそんな飄々としたカッコ良さを持つバンド。振り返ってみ ると彼等は06年からDaisyBarに出演していて、記憶が定か ではないけれど、DaisyBarでLIVEをし始めてから3 回くらいは、毎回メンバーも代っていた気がする。正直、最初の頃は彼 等がやろうとしている事があまり分からなくて、もっとハッキリ唄った 方がいいよーとか思ったし、実際彼等にもそう言って来た気がする。しかしリスナーの方が感覚が良くて、VENI VIDI VICIOUSはお客さ んを増やして行くし、そうした中で個人的にも、彼等の良く分からない 魅力にやられ、かなりコンスタントにブッキングし、彼等も出演し続け て来た。なかなかそれで、LIVEをやり切れるバンドばかりでは無 いけれど、彼等はそこでガンガンやり切ってしまう、そんな所もカッコ いい。そして昨年末のお祭りイベントやDaisyBar三周年の LIVEと、ここぞという所で、存分にその魅力を見せつけてしまう。ホン ト天性のロックスター。この日も、もう今の勢いそのままの LIVE。面白い新曲もサクッと出てくるし。彼等の底知れぬパワーを益々 感じたし、更に今後彼等が何をするのかが楽しみなLIVEだった。
(加)