DaisyBar

LIVE REPORT

2008.9 SEPTEMBER

■LIVE REPORT■
2008.9.6(土)
<mirrorball weekend>
VENI VIDI VICIOUS/クロワニ/LAZYgunsBRISKY/THE BOHEMIANS

 ベニ、LAZYgunsBRISKYのメンバーとは何故かDaisyBar以外 の場所で、私が酔っぱらっている状態で遭遇することが多かったりす る。でも、この日は当然仕事なんで私は素面。LAZYgunsBRISKYの メンバーに「酔ってないと普通ですね。」と言われてしまったりして、 普段自分は外でどんな状態なんだろうと思ってしまうが、ま、かなりそ んな事はどうでも良いとして、私がそんな状態の時に、VENI VIDI VICIOUS、クロワニ、LAZYgunsBRISKYと共に盛り上がり、その 後、各バンドに正式にオファーしたら、飲みの席だけの話で終わらず、 無事実現したのがこの日のこの企画。そうです企画の源は、打ち上げ だったり飲みの席にあったりするんです。そして、もう1バンド どうしようかと迷っている時に、THE BOHEMIANSというバンドが いるという事を教えてもらい、音源聴いて、この日にブッキングしたら 面白そうだと思い、ブッキング。そしてこの日に至る。
と、言う訳でま ずトップはDaisyBar初登場のTHE BOHEMIANS。最初音源を 聴いた時はリバティーンズあたりの空気を感じたけれど、実際 LIVEを観たら、そういう良い意味で粗々しさもあり、更にキーボードと いうかオルガンも入っていて、スモールフェイセイスな感じもありつ つ、と、思っていたらスモールフェイセイスの曲をカバーしたり、最後 にはギターがピートタウンゼントばりに腕をグルグル回してたり、 Voは独自の存在感を醸し出しているし、新たな「次」のバンドの登場を 告げるに相応しい、まさにタイトルを付けるならば「THE BOHEMIANS登場!!!」と言った感じのステージだった。もう少し観 たかった。
そして二番手はLAZYgunsBRISKY。これまで何度か彼女 達LIVEを観ていて、GIRLSバンドならではのRIOT 精神を感じつつも、少し力みを感じる事もあったのだけれど、この日の 彼女達は、ステージ上でとても楽しそうに演奏していて、そうやって、 GIRLSが好き勝手に楽しんでいる姿がROCKだしRIOTだし、 それが彼女達の良さでもあるなと思った。彼女達の演奏が終わった所 で、既にかなりフロアも埋っており、会場全体熱気が溢れていて、一番 後方で観ていて、ステージ前方から熱風が吹いてきている様な感覚に襲 われたりもした。
そんな状態で三番手VENI VIDI VICIOUS登場。 もうベニの事は沢山書いている気もしますが、もうこの熱くなった DaisyBarの空気を更に熱くする、相変わらずの貫録さえ感じるステージ ング。LIVEの出来とかいろいろあるだろうけれど、何かそこを突 き抜けた説得力が、今の彼等のLIVEにはある。今、ノリに乗って いるバンドの一つ。
そして、トリはクロワニ。音源のリリースもあった りで曲の浸透度もあるかもしれないけれど、やはり曲のカッコ良さとバ ンドとしてのカッコ良さがここ何回かのLIVEでどんどん際立って きているし、新しいリスナーも獲得している様子。良い感じに膨れ上 がった会場をそのまま最後まで引っ張り、盛り上げ切ったLIVE は、今迄観てきた彼等のLIVEの中でもベストに近いモノだった。 そんな最高のライブでクロワニが見事にイベントを締めてくれ、イベン ト終了。その後の打ち上げも、これまた多くの人が入り混じり大変賑や かだった。ここでもまた新しい何かが生まれている事でしょう。
(加)