2007.3 MARCH
2007.3.25(sun)
<FIND THIS MAN〜DaisyBar 2nd Anniversary Special〜>
処方箋
w/猫背不眠症/FROGMAN/THE HOT CREWS
昨年11月、DaisyBarでバンド初ライブを行った処方箋。突 如出現したそのバンドの、初ライブとは到底思えないパフォーマンスに ド肝を抜かれ、完全にやられてしまった。昨年の11月という事 で、まだほんのちょっと前の事ではあるけれど、その時期個人的に何故 か漠然とゴリゴリとした音を欲していて、そんな気分にもJUSTに ハマってしまい、処方箋のライブを観てから暫くニルヴァーナやらマリ リンマンソンなど久々に聴き返したりして、2007年はオルタナ だ!などと勝手に盛り上がってました。
そんな処方箋、11月から 隔月でDaisyBarに出演しており、この日は、DaisyBarでは 三度目のライブ。処方箋のG.Voの加藤氏は、SENTIMETAL JOURNEYとして、またAmmoniteChairのギタリストとしてオープン 当初からDaisyBarに出演してくれていてその度に飲みつつ何だ かんだと話をしてきていたので、処方箋の活動の場としDaisyBarを選んでくれたのも嬉しかったし、二周年のタイミングに彼が 自身のバンドでDaisyBarのステージに立っているというのも感慨 深かった。
これまでの彼のステージには、独自の緊張感の様なモノが あったけれど、処方箋では、緊張感も少し残しつつ良い意味でリラック スしながらライブを進めている。それはきっとバンドに対する自信の現 れなのではないかと思う。この日もそんな雰囲気でライブが進行。そし て、いざ演奏が始まると、強力な集中力を発揮して圧巻のパフォーマン スを展開。本当に観ていて鳥肌が立つ。ツインベースという異色な編成 ではあるけれど、決して奇をてらった所は無く、曲はあくまで POP。アレンジもキメを多用して緩急をつけながら、リズムはあくまで ROCK'N ROLL。そのキメも、楽曲、バンド、そして会場をGROOVE させて行くのにかなり効果的に使われていて、気持ち良い。何の迷いも 無くGROOVEに身を任す事ができる。そして、この日は、新曲も披 露。また、4曲入りの音源(バンドの勢いそのまま真空パッ クした内容でかなりカッコいいです)もリリースと、11月の初ラ イブから三ヶ月程しか経っていないにも関わらず驚異的なスピードと フットワークで活動し、進化する処方箋。情報も少ないですが、彼等の 正体とその凄さを確認するには、ライブを体験するのが一番。是非一度 体験を。(加)
*処方箋ライブスケジュール
4/15(Sun) 吉祥寺PLANET K
5/19(Sat) 下北沢DaisyBar