2008.3 MARCH
2008.3.25(火)
<BET IT ALL DaisyBar3rd Anniversary SPECIAL!!!>
The next! / a flood of circle / Psysalia Psysalis Psyche
gimmick bunny junction
DaisyBar3周年イベント、毎日コッテリと熱い日々が続きつつ終盤戦に 突入したこの日は、これまたかなり熱く濃い強烈なメンツ。いやー、 DaisyBarならではのメンツ!と自負しつつ、ホント何が起こるか 分からないという緊張感も持ちつつ企画スタート。
まずTOPは、 gimmick bunny junction。60's、70'sのルーツのROCK'N ROLLを基本にしつつキッチリ歌も聴かせる楽曲。ステージ狭しと展開さ れるステージングのキメもバッチリで、客席も巻き込んで、良い意味で ロックの楽しさを見せてくれるバンド。縦横無尽にステージを駈け回り イベントを端から盛り上げてくれた。
そして二番手はa flood of circle。LIVEへの入り方、一発目のテンションも素晴らしくて、 Vo佐々木&G岡庭二人の絡みも良く、更にGROOVE感を増した リズム隊と、バンド全体がかなり自信を付けているのを感じた。前回 1月のDaisyBarでのLIVEで、個人的に何か消化不良に感じ た部分を完全に払拭するLIVEだった。いつも打ち上げで酔った勢 いでリズム隊の二人に絡んでばかりでスイマセンでした。5月に 発売される音源からの曲達も聴けば聴くほど良い。
そして、三番手The next!。一曲目、The next!の魅力の一つでもある二本のギターの 絡み合いをいかした新曲。こういうPOPでROCKな曲が飛び出すのもThe next!の底力LIVEが進めば進む程に深化し てゆくThe next!ワールド。現実と虚構の間を揺れ動く世界。変 わらない日常の中での諦めと希望を錯綜させながら展開する物語。The next!のLIVEを観ていろんな人がいろんな事を感じるだろうけれ ど、この日のLIVEを観て、いろんな意味でのボーダーラインを越 えるか越えないかのギリギリの感覚というのを強く感じた。どこにボー ダーラインをおいて、それをどう意識して生きるかとかそんな事。ホン ト恐るべしバンド。
そしてトリはPsysalia Psysalis Psyche。もう、4人がステージに立った時の雰囲気が只ならない。The next!に触発されたか、サイサリこれがDaisyBar三回目のライブ でしたが、ステージングがこれまでで一番アグレッシブ。かなりハラハ ラしつつ観てましたが、やはりカッコよかった。お客さんも最高に盛り 上がっておりました。
a flood of circleやThe next!にし てもそうですが、20代前半のバンドはとんでも無い事になって る。彼等が生きてきた現実への逆襲が始まっている気がする。その辺の 事は、また専門の方々に解説してもらうとして、東京の地下ではこんな 事が起こっているんだよ、という事をもっと多くの人に知ってもらいた い。変わらない毎日だけど、ライブハウス、クラブのドアを開けて入っ てみると少しは変わって見えるかも。それにしてもこの日はイベントス タート時から、会場全体ずっと途轍も無い熱が充満していて、打ち上げ までも、いろんな人が入り乱れて何か熱い一日だった。(加)