2006.2 FEBRUARY
06.2.5(Sun)
<too fine life>
鈴木羊/町田直隆(ex BUNGEE JUMP FESTIVAL)/安楽新助(FOOL&SCISSORS)
永井ヘムへム忠道(hem)
まずは、永井君。独自の世界観を持った歌詞と彼の弾くギターがとてもマッチしていて観る度に良くなってきていたので、この濃い諸先輩方の中に放り込んでやってもらいました。ギターも唄もどんどん良くなってきていて、この日もきっちり彼の世界を表現してました。これから停止していたバンドの方の活動再開する様なので、バンドでの表現も楽しです。
そして二番手は安楽さん。こちらはバンドの方は何度も観ているのですが、弾き語りで聴くのは初。バンドのグルーヴ感とはまた違ったタイム感で一曲一曲丁寧に唄い上げ、違った曲の表情が見え、その暖かさがじわっと伝わってくる感じでよかったです。MCも弾き語りならではでした。三番手に町田さん登場。一度ROCKERSで植木さんと一曲だけ飛び入りライブをしてくれてその時の爆発力にやら一度じっくりやって欲しいと思ってました。この日一応弾き語りという事で客席にはイスを出していたのですが、町田さん登場と同時にまず客を全員立たせてイスを片付けさせてから、1曲目、ROCKERSでも唄っていた「さらばディズニーランド」からスタート。ギターをほぼ最初から置いて1曲目からドラムを叩きながら熱唱。お客さんも合唱。もう既に一曲目からクライマックス!なんて思っていると「ありがとうございました!」と1曲終わった所で楽屋へ。つかさず客席からアンコール(?)で再び登場。ここからはアンコールという事の様です。その後も一応、エレキギターとアコーステックギター使い分けながら一人で演奏していたんですが、見終わった感覚でいうとスタジアム級のライブを観た位の感じでした。そしてトリは鈴木さん。鈴木さんがアコーステックギター、それにリズム隊&女性コーラス二人という昨年10月と同じ編成のバンドで登場。ミニマムな音数でグルーヴして行く感じがとても心地よく、個人
的な2006年の冬の気分はこんな感じでした。やっぱりこういうPOPセンスはさすがです。また今回のライブでは、インストあり女性コーラスをフューチャーさせたりと新しい要素も盛り込まれておりました。アンコールで鈴木さん一人で唄った2曲もよかったです。
そんな訳で弾き語りアコーステックイベントとして企画をしたのですが、結局個人的に気になる人達をブッキングする口実みたいなモノでありまして、蓋を開けてみれば各個性がぶつかりあったとても濃い一日になりました。(加)