2008.1 JANUARY
■LIVEレポート■
2007.12.29(土)
<mirrorball YEAR END〜I'm gonna dance at the end of the
world〜>
VENI VIDI VICIOUS/The John's Guerrilla/NODU ABOS/The Mirraz/THE
KOALAS/The Backhead Jetty/THE VISION DJ:鈴木央/大島
以前、コラムでも少し触れた、年末カッコいいバンドでダンスしましょ う!な年末のお祭りイベントのご報告。まず、トップはTHE VISION。シンプルな3ピースバンドですが、そのバンド名の通り 徐々にその音楽性をカラフルに深化させているバンド。最新のTHE VISIONを誠実に見せ、良い感じでイベントをスタートさせてくれまし た。そして二番手はThe Backhead Jetty。07年、何度とな くDaisyBarで彼等のLIVEを見ましたが、その中でベストと も言える内容。これまで彼等のLIVEを見ていて何となくもう一つ 欲しかった何かがこの日にはバッチリありました。DAFT PUNKば りのリフで始まる新曲もカッコよかった。The Backhead Jettyい よいよ本領発揮で、今年の彼等は要注意です。
そして三番手はThe Mirraz。このイベントを企画するにあたり核となるインスピレーション を与えてくれたバンド。実際、彼等と具体的な話しはしていないけれ ど、彼等が考えているであろう事、やっている事の意味はかなり大きい と思う。人口密度の高まって来たフロアを煽り、mirrorballをグ ルグル回しつつ、アゲアゲだけでない、ちょっとセンチな部分も聴かせ てくれました。そして次はTHE KOALAS。メンバーそれぞれの資質
やキャラクターで、いろんな形で、様々なバンドやメディアを結びつけ てしまうバンド。DaisyBarに出演し始めて一年程。LIVEに 関しては出来に波があったりするのですが、この日は自信に溢れた貫録 のLIVEを見せてくれました。その自信もこの一年できちんと裏付 けられるモノになって来たと思う。そして、次はNODU ABOS。メ ンバーチェンジなどもありましたが、そのメンバーチェンジ後の GROOVE、LIVEは良い意味で安定してきており、今回もその GROOVEをきっちりフロアに落とし込んでいました。
そしてトリ前はThe John's Guerrilla。アッパーなダンスナンバーから、途中ジミヘンも降 りて来て、前回の初登場時の衝撃そのままのラストへ展開する圧巻の LIVEを今回も見せてくれました。
そしていよいよトリのVENI VIDI VICIOUS。The John's GuerrillaのLIVEの余韻が残る中、 VENI VIDI VICIOUSの4人がステージに立ち、Voが「新年あ けましておめでとうございます」と発した途端、場は一気に彼等の空気 に変わってました。そして、もうそこからは、イベントのオーラスに相 応しい大盛り上がりの連続。まだ2007年二日ほど残しながら、あ る意味一年を終わらせたVENI VIDI VICIOUS、ここまでやるとは。 07年、彼等がやって来た事の大きさをしっかりと認識したLIVEで した。このイベント最初はある程度音楽性も近いバンドを揃えたつもり ではいたのですが、フタを開けてみれば各バンドの強烈な個性のぶつか り合いで、ホントに見応えありでした。ホント楽しかった。かなり駆け 足のレポートになってしまいましたが、それぞれのバンド是非 LIVEで確認してください。追記;DJの二人もナイスな選曲サン キューでした。(加)