DaisyBar

LIVE REPORT

2009.01 JANUARY

2008.12.31(水)
<DaisyBar CountDown“mirrorball YearEnd'08→MAKE
HISTORY'09”>
a flood of circle/The John's Guerrilla/クロワニ/LAZYgunsBRISKY/
QUATTRO/THE SUZAN/VENI VIDI VICIOUS/
The Backhead Jetty/sister jet/the blondie plastic wagon/
Fox loco phantom/Large House Satisfaction

DaisyBarのCOUNTDOWNも数える事4回目。毎年毎年ハプニン グやトピックの宝庫。
個人的には、毎年お酒で失敗するので今年は控え めにしよう、と、言う誓いを立ててイベントへ挑む。
OPENと同時にかなりの人数のお客さんがやって来てくれフロアも良い具合に埋って来た所で、まずはトップのLarge House Satisfaction。彼等は昨年08年後半からガンガン出演してくれているのですが、実はOPEN当初の05年に一度イベントで出演してくれている。今でも若いですが、当然当時はもっと若くかなり勢いあるLIVEをしていて、とても印象深くて名前はずっと忘れずにいた。そこから数年振りに昨年酒の席で遭遇。お前Large House Satisfactionか!と酔った私はベースのケンジに絡み、絡まられ、そんなこんなで現在に至る。彼等の音楽はブラックミュージックだったりが根幹にありつつも、70年代の東映の映画のサントラにしてもピッタリハマってしまう様な曲もあったりする。グルーブ感溢れうねるリズム隊にGuitarが自由自在に動き回る。このGuitarがまたカッコいい。この日は彼等を始めてみるお客さんも多かったと思うけれど、そんなお客さんもついつい身体を揺らしてしまう様なアッパーなセットで会場の熱を上げてくれた。
 そして次はa flood of circle。DaisyBarで彼等を観るのは久々だったけれど、もうステージに立った佇まいが半年前とは全然違っていた。LIVEバンドとしての彼等の成長は目を見張るモノがある。LIVEもかなりアグレッシブで、もう2バンド目にして会場が沸点に達した感もあり。それを受けて登場したのはLAZYgunsBRISKY。彼女達の成長の速度もホントに早い。もう自信溢れるGIRLSに敵うモノ無し。彼女達のROCK 'N' ROLLを凝縮して見せてくれた。
 そしてクロワニ。ここまででお客さんもドンドン増えて来てそんな満員のフロアーを更に沸騰させるこれまたイケイケの年末らしいセットリスト。こういう時のクロワニはやはり強い。
 そしてthe blondie plastic wagon。気が付けば昨年の大晦日以来。復活から一年経って良い意味で自然体になってきたのを感じた。新しい側面を見せつつも、自分達は自分達だという意志というか余裕も感じた。09年はいよいよ本格的にエンジンかけてくる筈。
そして、この日3会場を梯子中のQUATTROが、年も押し迫ってきた中、滑り込みでINして、そのままステージへ。会場もドンドン人で膨れ上がって来る。もうここ最近QUATTROのLIVEにはハズレはナシ!、それどころか、ドンドン大変な事になってきてる。その事は、フロアー いっぱいのお客さんとその盛り上がりが証明していた。もう QUATTROの為すがまま。
 そして、いよいよ2008年も残り何分かとなってきた所でステージにCOUNT DOWNバンドTHE SUZANが登場。何故か5人に。2曲程演奏した所で、年越しまで残り2分程。ステージ上で、あともう一曲できるかなと相談している様子のTHE SUZAN。そうこうしているウチに1分を切り、バタバタとしている間に、あれ、もう明けちゃった的に緩やかに新年を迎えたDaisyBar。これももう毎年恒例。完全に今年もTHE SUZANペース。新年迎えてからのTHE SUZANのLIVEは相変わらずのTHE SUZANスゲーと思わせる弾けっぷりで新年の出だしを華やかに飾ってくれた。そしてTHE SUZANからこの日を以てbassのミッシェルちゃん卒業のご報告あり。その日ステージにいた5人目のメンバー元little pine headのVoGちゃんが、新たに加入するとの事。ミッシェルちゃんお疲れ様でした。
この日MCでTHE SUZANはDaisyBarと共に成長してきましたと言ってくれたのは嬉しかった。 そして09年世界へ向け動き出した新生THE SUZANの動向に注目。
 THE SUZAN終了後、この日遊びに来て楽しんでくれていたMr.テキーラ69、テリーさんより皆にテキーラの振る舞い酒もあり、新年モードも加速してゆき、更にフロアーのアルコール度数も上がって来た所で、The John's Guerrilla登場。 年が明けても人口密度の高いままのフロアへ正にJUSTなPARTY使用のアゲアゲセットを投下。そして馴染みになりつつあるT-REXの20th centuryBoyで、この日何度目かのピークを迎える。彼等を最初観た時も強烈な印象あったけれど、彼等もこの一年で更に確実に進化しているのを強く感じた。そのThe John's Guerrillaの熱を受け、ステージ上にはFox loco phantom。この日3会場梯子の3会場目。さすがに疲れもでる部分もあったであろうけれど、5人が一気に駈け抜けて圧倒するステージはさすが。この日LASTに向ってのかなり大きな起爆剤になった。
そして終盤戦会場も益々混沌として来た中、VENI VIDI VICIOUS登場。結論から言うとこ こ最近観た彼等のLIVE中でも快心の出来。MCも冴えておりました。この辺からゴールも見えてきて安心した事もあり、私も少しずつお酒が入ってきて、気付いたら、ステージ前でみんなと一緒にYEAH YEAH YEAH !!!. YEAH YEAH YEAH !!!と唄っておりました。そしてお次は sister jet。これまたかなり久々。VENI VIDI VICIOUSのROCK 'N' ROLLな盛り上がりの後、意表をついてThe BeatlesのCOME TOGETHERでスタート。そして、新曲などに混ざりi knowも披露。 やはり久々に聴いてsister jetは曲が良いなーと再認識。そして
sister jetはナチュラルにROCK 'N' ROLLでPOPなバンドだなともあらためて思った。
そして、長い一夜を締めるのはThe Backhead Jetty。STONE ROSESの「I Wanna Be Adored 」を途中かましたり、彼等らしいLIVEを展開。そしてお馴染みの「十中八九未来は無い」という新年を締め括るに相応しい必殺のフレーズで締めてくれ長い一夜は終わりました。
 と、言う訳で今回のDaisyBarのCOUNT DOWN、ホントに沢山のお客さんが来てくれました。こんなに大勢のお客さんと、愛すべきバンドと年を越す事ができてホントに幸せでした。今回の大晦日のブッキングを考える時、実際どういう方向で行こうかなーと少し迷った所もあったのですが、ヨシ!やっちゃえ!って事で思い切ってこういうメンツでやってみたら、正直自分の予想以上の結果と反響で、ホントにバンドの成長を実感しました。
そしてDaisyBarに期待してくれている人も少なからずいるんだという事も実感しました。本当はこの辺の事や年明けいろんな人と飲んで感じた事なんかも書こうと思っていたのですが、全く字数が足らないのでまたの機会にします。まずはこの春の4周年をみんなで楽しんで、そして作ってゆけるモノに出来るよう張ります。
楽しみにしていてください!(加)