2025年8月8日
KATO’S BIRTHDAY GIG’25
The界隈ズ 【Vo:加藤良行/Gt.Vo:加藤マニ/Dr:松坂勇介/Gt:KENSUKE.A/Ba:矢崎準之】
The Last Waltz 【松田祐伴/照沼光星/林宏敏/本村拓磨】
The 50世紀クラシックス/リフの惑星/キツネノヨメイリ
DJ:うどん(club Oh-Yeah!!!)
この日は私、DaisyBar加藤、そして映像ディレクターである加藤マニくんのお誕生会イベント。私とマニ君(年齢は異なれど)誕生日が8/14と一緒で、なんなら苗字も血液型も一緒ということで、十数年前、私が誕生日にかこつけてマニ君に付き合ってもらってバンドを組み始めたこの企画。普段ライブを観てるだけの私もこの日はバンドでオンザステージアットDaisyBar。すっかり味をしめて、また来年もやりたいっす、と年を重ね早(マニ君カウントによると)今回17回目。月日の経つのは早い。毎年お付き合い頂き感謝。という事で今回はセルフライブレビュー。OPENから毎年恒例のうどんさんのDJでスタート。フロアに設置されたDJブースより私世代をもツボをつく楽曲から、現在のヒット曲を網羅したレコードをスピン。今年も始まった感が高まる。ライブアクトのトップはキツネノヨメイリ。今年からDaisyBarに出始めてくれているスリーピースバンド。ライブを重ねる毎、短期間に進化してゆく。この日もこれまでのライブから洗練された部分もありつつ、よい意味で凹凸感を残すオルタナ精神とサウンドを炸裂させイベントのトップを見事に飾ってくれた。そして二番手はリフの惑星。90年代やゼロ年代の欧米そして日本のインディロックの影響下にありつつも現在のシーンを見据えながら進化をしてゆく楽曲。この日は意外性のあるカバーまで披露し、彼等らしい冒険心持ったステージで盛り上げてくれた。そして三番手、The 50世紀クラシックス。メンバー、ルックやキャラクターも様々。80'sを感じさせつつ、ロックを全時代横断的に網羅するロックキッズ的な部分も感じさせるカラフルでグラマラズな楽曲。ボーカルのハーミッツQ崎&The Dreamersのフロントマン振りも堂に入ってきて、そんなメンバーと楽曲を活かしたロックショーで更にフロアを沸かしてくれた。そして、The Last Waltz。松田祐伴、照沼光星、林宏敏、本村拓磨(敬称略)と言う錚々たる面々で結成されているバンド。このお誕生会にも何度も出演してくれていて演奏されるのは60年代、70年代周辺のロックの名曲。それをまさにこのDaisyBarのステージで再現させる職人芸と言っていいようなパフォーマンス。とは言えそのまま名曲群を再現するのでなくそれらをフォーマットにしつつ、自由度と想像力溢れるプレイを繰り出して行く。もう圧巻。最初のリフがなった時点でぶっ飛んだ。そんな彼等の素晴らしいGROOVEが、下北(都内?)最強のDaisyBarのサウンドシステムにのかってそれをフロアで浴びる快感。いやー、これは本当に素晴らしいライブ体験だった。すっかりお客さんモードになってしまっていたけれど、最後は私がボーカルを務めるThe界隈ズ。私以外のメンバーはマニ君、このバンドの出来た当初からずっとほぼ参加してくれているこのバンドの屋台骨、ドラム松坂さん、ここ数年ギターを担当してくれているKENSUKEさんfrom SISTERJET、そしてベースに昨年から助けてくれておりますThe holy's矢崎準之君という、面々。ホントこんな素晴らしいメンバーの中にいさせてもらって感謝。いつも選曲から始まり、リハ、本番と通して、彼等の音楽的側面は勿論、バイタリティというか多面的にその凄さを実感し、刺激的をもらう。そんなメンバーと共に今年も新旧ヒット曲の数々を繰り出して、フロアのお客さんにも盛り上げてもらって最高にいい感じだったかと。今年はヒット曲に混じえてマニ君がAIで作成したオリジナル曲も披露。いろいろと野心も膨らむThe界隈ズ。このThe界隈ズというバンド名もマニ君命名ですが、なかなか先取ってて、さすがマニ君、と思ったりした2025年。そして最後の最後、アンコールで、The Last Waltzの照沼さん、林くん、本村くんという面々の演奏でニールヤング&クレイジーホースのヘイヘイマイマイを私が歌わせてもらう。というか私は延々ヘイヘイマイマイ、ロックンロール イズ(正しくはキャンですが) ネバーダイと繰り返してただけですが、もう幸せ。ということで、本当に今年も皆様のおかげでよい今年も最高の誕生日だった。あらためて、この日集まってくれたお客さん、出演してくれた皆さん、気にかけてくれていた皆さん、関わってくれた全ての方に最大限の感謝。ありがとうございました。そして、本当にライブハウス、バンド、ロックンロールって最高だよな、とあらためて思った一日だった。ROCK 'N' ROLL CAN NEVER DIE!!(加)