Large House Satisfaction MONTHLY ONE MAN LIVE

Large House Satisfaction、久々の登場。それもワンマン。前回の出演が、昨年3月のワンマン。昨年も、ギリギリまでライブツアーを続けていた彼等。その後、配信でのライブも比較的に早目に行っていたという印象(個人的に、初めてちゃんと配信ライブをみたのは、彼等のライブでした)。その後もマンスリーでワンマンを行ったりと、昨年も動き続けてきた彼等。そして年明け3ヶ月連続、ここDaisyBarでのマンスリーライブ開催となった。待ってました!という感じで、嬉しい限り。ここまで長い期間、彼等のライブを観なかったことはないのではないかと思うくらい久々で、期待も高まる。その久々に観た彼等のライブ、結論から言ってしまうと、もう期待を更に上回るカッコ良さだった。一曲目、重いリフとリズムでゆったりとGrooveを作り出す新曲からスタートして、ラストの圧巻の盛り上がりまであっと言う間。メチャクチャ熱くてエモーショナルな演奏であるけれど、よい意味で乾いていて、リスナーとの距離感も絶妙で、勝手に楽しんで、という様なCOOLさが心地良い。Grooveも更に肉体的になって、どちらかというとテクノだったりを聴いているような、ビートで聴かせるというか、Grooveでぶん回されている感覚。発せられる単語、低音、ギターサウンド、浴びて気持ちいい、発して気持ちいい、というような、もう本能に訴えかけてくる。個人的に彼等のメロディアスな楽曲も好きで、そういうポップなロックアンセムももっと書いて欲しい、とおもったりもしてはいるのだけれど、リズム、リフでゴリっと攻めてくる楽曲も益々気持ちよく、これだけ彼等のLIVEをみていながらも、また新たな発見があったりもした。こういうライブを観てしまうと、またロックンロールが盛り上がってくるぞ!とか言いたくもなってくるし、ここ数年来、そういう言説も何度もあって、そういう時に個人的には、パッと彼等の名前が浮かんだりもしたんだけれど、もうそう言った所とは別の次元に存在してしまっている貫禄というか、突き抜け方をしていると思った。まさにこれぞロックンロールバンド!のフォーマットではあるのだけれど、ルーツ、基礎体力の上に更に進化があるというか。時代と関係なく時代とマッチしてくるバンドなのではないかと思う。そして、声高に何かメッセージを掲げている訳ではないけれど、昨年からの活動も含め、この日のライブにしても、彼等のスタンスはしっかり伝わるし、それもよりいっそう強固となってきているのを感じた。なかなか、今のLarge House Satisfactionに関してうまく言えた気がしないけれど、単純に、彼等のGroove、爆音、ロックを浴びて、そしてその佇まいを見て元気でた。是非、今こそ体感して欲しい。(加)