2026年1月15日
ひめはじめ8
クリープハイプ/Laura day romance/アカシック
ひめはじめ8。こちらライブレポートと銘打っておりますが、毎度私の日記的な内容なので、この日の様子を知りたい方は「太客倶楽部」会員限定でオフィシャルフォトレポートがクリープハイプの公式サイトで公開されているので、是非そちらをチェック!。と、言うことで、新年クリープハイプがここDaisyBarでライブを行う。そんなスペシャルな日。もう何年も前から開催されてきたこの企画。回を重ねながら、その関心や熱が増してきていると感じる。それは、彼等が常に最先端で、その歴史を更新しながら前に進み続けている結果でもある。今年もそんな熱が充満した空間となったDaisyBar。今回は対バン形式。対バンは当日発表。ステージにバンドが登場して対バンが判明するスタイルで、今回はLaura day romanceとアカシック。こうした濃密な空間の中で、それぞれがしっかり自分達の持ち味見せるライブを展開した。両バンドとも、そこにクリープハイプ愛があるからこそのパフォーマンスで、それがしっかりと伝わった。そしてクリープハイプ。クリープハイプがここDaisyBarでライブを行う。本当にそれ自体でスペシャルで最高なんだけれど、この日も当然の様に圧巻のライブをみせてくれた。彼等がDaisyBarにコンスタントに出演していた当時、何度となく聴いた楽曲も、(当然だけれど)磨き上げられ、より立体的に響く。いろいろな想いがこみ上げグッとくる瞬間もあるけれど、それに増して近年の楽曲、そして当時の楽曲とともに最先端のインディロック、ギターロックのサウンドとなって放たれ、楽曲の強さと、その良さが引き立つ。あらためて今の日本のロックシーン、インディーズシーンに彼等がどれだけ影響を与えてきているのか、その影響の大きさをリアルに実感する。今も色褪せることなく普遍的に響く言葉と、彼らの今現在のサウンドとモード。それをガッツリこのキャパのDaisyBarでも手加減無しで浴びせさせる。日々いろいろなライブを観ているけれど、大きなフェスを経験したバンドがライブハウスでライブをしたとしても、いろんな意味でライブができているとは限らないし、できていないと感じることも少なくない。メディアや発信手段が多様化した今、バンドやアーティストの歴史や、メジャーへの道、武道館や大型フェスへの道が、ライブハウスから始まると言う訳でも無く、その必要も無い。ライブハウスに帰って来ると言う言葉を全てのバンド、アーティストが使う訳でもない。ただライブハウスから、DaisyBarから始まり、そこから文字通り一人一人リスナーを獲得してきたクリープハイプは、私が昨年6月に観た武道館でも最強だったし、ここDaisyBarでも相変わらず最強だった。それが多くを物語ってくれている。だからこそ、ライブハウス側もその重要性を実感する。クリープハイプがDaisyBarでライブをする理由はいろいろあると思うけれど、私には、こうして迎える我々ライブハウス側に、お前はどうだ、君はどうだい、と本質的な問いを向けられている様に感じる(聴く側、受け取る側それぞれに、その内なる問いがそれぞれ聞こえていると思う)。その問いに対して考え、動き続けたいし、またクリープハイプが帰ってきて、彼等を愛する人達と密な時間を作れる、そんな場所であり続けたいと思う。そんな気持ちを新たにした素晴らしい時間だった。(加)

