2025年12月29日
DaisyBar 20th Anniversary COUNT DOWN 2025→2026
~YEAREND SPECIAL THREEMAN~
SISTERJET/Veni Vidi Vicious/Golden Katies!!
DJ:加藤マニ
DaisyBar20周年YEARの2025年。その一年を締め括るカウントダウンシリーズ。SISTERJET、Veni Vidi Vicious、Golden Katies!! のスリーマンが決定。そしてDJには映像ディレクターの加藤マニ。DaisyBar20周年YEARを締め括るに相応しい面々が集結。忘年会的モード全開。と言う訳で、OPENと共に、まずは加藤マニのDJがスタート。彼とこの日出演バンド、メンバーとは、それぞれ歴史があり、よく知る仲だからこその選曲。そんな中、フロアが埋まってゆく。そして、まず登場はVeni Vidi Vicious。この日は、なんと6人編成。ここ数年来の基本フォーマットである5人編成に、更にもう一人ギタリストが追加。そのギターを担うのはQUATTRO、Lowtideそして様々なバンドでサポートギター務める松坂。ギターが4本。その4本のギターが鳴り、リズムが唸る。まさにウォールオブサウンド。で、ありつつ、音圧で同色に塗りつぶすのではなくそれぞれの音色が存在感を持ちよりカラフルなサウンドとグルーヴを生み出す。そしてボーカルもバンドサウンドに溶け込みながらしっかりと際立つ。前回、一カ月前の彼等のライブでは新曲が中心ではあったが、今回は既存曲も配置。6人で奏でる既存曲もまた新たな音像とグルーヴを生み出していた。この日のパフォーマンスは2025年彼等がライブを重ねながら積み上げてきたのひとつの集大成的な形にもみえた。そして2026年には新曲群のリリースも予定しているとのことで、新たな展開をも期待させてくれた。そして二番手はKazuto Tarumi (BASS)とKosei Terunuma(DRUMS)によるツーピースバンドGolden Katies!!、遡って見ると彼等のDaisyBar出演は十数年振り。干支は一廻りはしている筈。しかし実際にステージに立つ彼等はまったくそんなことを感じさせないコンビネーション、音をお互いで感じ入り、息のあった所を見せつける。重いリズムとリフでグイグイと引っ張りつつ、ツーピースとは思えないサウンドの厚さと音色を繰り出す。歴史、ルーツを感じるクラシックなロックスタイルから更にサイケ感や90年代以降のオルタナティブなモードを感じたり。まさに体感する七変化サウンドとGROOVE。緩急つけつつラストに向けて更に加速して行くノンストップなパフォーマンスでフロアをガッツリ揺らした。そしてトリはSISTERJET。2025年には順調にライブを重ね、バンドとしてもかなり好調に見えた彼等。この日もそんな余裕を感じさせるパフォーマンス。ジョニーBグッドで軽く音を確かめながら、一気にトップスピードに。SISTERJETがこれまでに生み出してきた楽曲が、現在の3人のパフォーマンスによってまたシャープさと深さを増し2025年サウンドに。彼等の楽曲がエバーグリーンな普遍性を持つということでもあるけれど、インディロックバンドとしての先進性が現在の三人のフィジカルによって表現され、それが時代ともマッチしてきているのかもしれない。後半に演奏されたto youも、(個人的に)近年再発見された楽曲で、この日のオーディエンスのリアクションも上々。そして新曲も披露。ここ数年これまでも新曲はあったけれど、なかなかセットリストに定着するまでにはならなかったかと思う。今回の新曲はそういう意味でもこれからどう育ってゆくか楽しみ。そして本編も大盛り上がりで終了。アンコールは、ドラムにGolden Katies!!よりKosei Terunuma、ボーカルに、Veni Vidi Viciousより入江良介そして不肖私をも参加させてもらい、縁起よくoasisのLIVE FOREVERをセッションし、バンドステージ終了。そして加藤マニのクロージングDJと共にパーティーも大団円。尖った先進のインディロックを存分に浴びた一日だった。こうして2026年、新年を迎えるにあたり、ここまでキャリアを積み重ねてきたこうしたバンド達が、ノスタルジーな空気でなく、2026年の今の空気を身に纏いある意味大人な佇まいをしながらまたステージをそしてフロアを沸かしてくれるのは嬉しい限り。そして新たな世代の台頭に加え、この世代のバンドがガンガンこうした尖った表現で威圧してくれれば、シーンは更に加熱の予感。2026年楽しみが尽きない。(加)

